はじめのひとこと研究室

その商品はお客さんの前に現れているか?

昨年末、久しぶりに催事の店頭で販売しました。

そこでの一番の気づきは、

メッセージを出さなければ、反応は得られない

というシンプルなことでした。

余計なことだとは思いつつ、
POPなどで商品を発信していたんですが、
つけていないとお客さんの反応がほとんど得られない。

これは一般的にいう良い商品だとしてもだ。

世の中口を揃えて、

良いものなのに売れない。

の大合唱。

その要因は何かというとまず、
商品点数の増大により埋もれてしまった。
というのと、

品質の低いものでも
発信力があることでそちらが売れてしまう。

または、
情報がどこも出ていないがために
低価格の商品へと消費者が行ってしまう。
などが主な要因ではなだろうか?

いずれにしても僕が思うのは、
なんといっても

商品がお客さんに届いていない。

これは言い換えると

商品がお客さんの脳に現れていない。

ことを意味する。

そもそも存在がないのだ。
もちろん存在のないものが売れるわけはない。

この辺りは、当たり前すぎて誰も議論しない場合が多い。

僕も消費者として買い物をする時は無意識だ。
誰もが売り手であり、買い手なのだが、
その辺をどういうわけか忘れてしまう。

では現れるにはどうするか?
それには、

メッセージ。

これしかないのである。
これは、届ける形態、サイズ、内容が伴っていないといけない。
どんなことを目の前のお客さんは考えているのか。
ここに想いを巡らせないといけない。

でもどうだろう。
売り手のほとんどが商品のことしか発信していない。
これには驚きを隠せない。

この思いからいつも余計なことをしてしまうのだけど、
これが性だから仕方ない。
と同時にその通りにお客さんは反応してくれる。

それと改めて自分が何をやらずに
何をすべきかがよく分かった
久しぶりの店頭でもあった。

どんな時でも現場は気づきの宝庫だ。

URAPYON

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