気づき

レコード収集とこれからの人づきあい。

レコードプレーヤーを買った。

今までは見向きもしなかったが、
きっかけは新宿タワーレコードでかかっていた
尾崎豊の「回帰線」

懐かしいというのと、
その時の自分の心境に妙にマッチしてしまい、店内でかかっているその「回帰線」を店員さんに言って買うことにした。

この時はモノとしてのレコードで満足はしていたのが、やはり一度手にしてしまうとやっぱりというか、当然というか聴きたくなってしまう。何度かアマゾンを見ては悩んでいては、やめの繰り返しを経て、ようやく買うことに。こういうのは勢いだ。アマゾンでポチってしまった。

まずは尾崎の「回帰線」を聴いてみる。
感動である。

中学の頃の自分を思い出す。
確かに生きていた実感をレコードで感じる。
復刻版とかではないのも重要なところだ。

それにやはりレコードの音域が気に入った。
なんか、こう音が開けているのだ。

場が明るくなるというか、
人の存在を感じる。
気のせいかも知れないが確かに思う。

最近、お店の空気、雰囲気というものにものすごく関心がある。
レコードの音があるとなぜか部屋が明るくなる気がする。
これは音域のせいかもしれない。

店舗をやられている人で雰囲気を変えたいなんて人には、レコードはもってこいだた思う。ご参考まで。

ただ確かに音はいいが、レコードは場所を取る。
ジャケットの大きさもいい点だが、それだけ場所を取る。だからなんでもかんでも買えない。

つまり吟味する必要があるのだ。
ここで思った。

これは人間関係も同じだ。

特に今までは広く多くの人と関係を持つことがよいと思っていた。

でも最近は逆だ。
できるだけ少ない気の合う人とだけ繋がりたい。
媚びも売りたくない。
忖度なんてもってのほかだ。

市場価値でなければいけないと思っている。
だから自分も価値も高めていかなければならない。
誰かの役に立たなければならない。

忖度をスキルのように使う人は
市場価値という視点がまるでない。

今の組織では使えるかもしれない。
ただ市場に出たら、
培ってきた忖度スキルはゴミでしかない。

僕は時間の無駄でしかないと思っている。
だからそこまでして繋がる必要のない人ってのはいる。

これとレコード収集が非常に似ていると思ったのだ。

レコードはバンバン買えない。
しかも数も限られている。
このブームで復刻版も出てはいるが少数だし、高価だ。

つまりそんなに量を持てない。(僕は)
これは人づきあいでも同じだと思う。

人生で関われる人はたかが知れている。
SNSのフォロワーとかの問題でもない。

ネットでもリアルでも付き合いたい。
という人は稀ということだ。

厳選しなくてはならない。
レコードも同じ。

なんでもかんでも付き合う必要なんてないのだ。
ただ選べるようになるには、自分を磨くしかない。
それは必要だ。

でも自分を磨くことさえできれば、
付き合いたい人とだけ付き合っていける。
レコードコレクションのように、
厳選して付き合っていける。

余計なレコード(人)は必要ない。
そう、その人はどんな人生を歩んできたのか?
そのレコードで付き合いたいと思うか、
付き合いたいと思われるかが決まる。

今日もまた、自分のレコード(人生)を刻む。
人もまたレコードを刻む。

どんな音を鳴らせるか。
誰と鳴らすか。

レコード収集と人づきあいの関係性がとても似ていると思い、考えてみた。

あなたはどう思うだろうか。

URAPYON

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