はじめのひとこと研究室

シンプルなほどデザインは難しい。

名刺デザインの依頼をいただいた。

これは、はっきり言って
めちゃくちゃ嬉しい。

と同時に大きな責任がともなう。

僕は名刺ほど
デザイン力を問われるものはないと思う。

なぜならその人を表すものだし、
ポンポンと変えるものでもないと思うからだ。

内容も吟味する。

いただいた原稿から、
捨てていく作業が多い。

その前にその人にデザインが
合っているかどうか?

書体などにも気を使う。

それで最終的に残った情報を
どのようにレイアウトするのか。

などなど。

情報をできるだけ削ぎ落として、
落としきれないくらいまで持っていく。

それからレイアウトを試してみる。

みたいな流れだろうか。

僕はアナログ派なので、
まずは鉛筆でサムネイルを書いて
なんどか試してみる。

それと名刺はそれぞれ情報量が異なる。
住所が長い方もいれば、
お渡しする相手はどんな方が多いのか。
などなど。

また情報を削ぎ落とす作業は、
どれを削ぎ落とさないかの作業にもなる。

これを吟味する。
なかなかの作業になる。

一見、簡単に見えて
結構気を使う。

だから名刺デザインはやりがいもあるし、
責任重大のデザインなのだ。

レイアウトというよりは、
まず人物を掘り下げることが
多いように思う。

そもそも自分の名刺を作るのにも
かなりの時間を要した。

それだけ真剣な作業だ。

でも冒頭に言った通り、
名刺のデザインをお願いされるというのは、
本当に光栄なこと。

この小さな紙片の中に
想いを込める作業だ。

今回もいいデザインができたと思う。

デザインとは見た目のグラフィック以上に
情報の整理と想いの整理だと思う。

URAPYON

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