はじめのひとこと研究室

売るためには『タイミング』がすべて。

ご無沙汰しております。

今日は販売に関するお話です。
先日とある吹奏楽のコンクールを
観覧してきました。

娘が出ている演奏会で、
中学生ながら短期間での演奏力の上達に
感心しきって観ていました(親バカ)

しかし冗談抜きで
ゼロからここまで演奏できるのかと思うと、
大人の僕らはどれだけ成長できているのか、と
日々、反省…

演奏を終えて会場を後にする時に
会場ロビーで驚きの光景を目の当たりにしました。

なんと、
数分前に演奏が終わった演奏を録音したCDを
もうすでに販売していたのです。
1枚1500円。(演目2曲ほど)

これには驚きました。

娘の特別な演奏会(幾多の予選を勝ち上がってきた)でしたので、思わず財布の紐が緩みました。

後日発売されるDVDを買う予定だったので、
ここでは買いませんでしたが、
その商魂(あまり最近使いませんね笑)には、
販売コンサルなどをお手伝いさせていただいている身の僕でも正直驚きました。

しかもどちらかと言うと
公共な感じの場だったからです。

あらためて販売に関するタイミングの大切さに
気づかされました。

あなたの販売はどうでしょうか?
我々はなぜか、こちらの都合で販売してしまうケースが多いんじゃないでしょうか。

この商品を売りたい。
いま数字を作らなければいけない。
在庫が余っているから売りたい。

など。
なかなか耳の痛い話ですが、
こういうケースは少なくありません。

販売コンサルとしてBtoCからBtoBまでアドバイスしていますが、この販売のタイミングというのは非常に重要です。

販売計画が自社都合などになっている場合は
数字もなかなか上向きませんよね。

セブン会長の鈴木さんの
「売り手の都合は、買い手の不都合」
とは名言ですね。

いま僕が契約させていただいているお客様は
驚くほど好調なのですが、
ひとつの共通点があります。

それは、

良い時ほど次の準備をしている。

ことでした。

簡単に言うと、
売れなくなってから動くのではなく、
売れている時から次の計画を立てていることです。

それは決して売り手側の都合ではなく、
お客様の都合を見て販売計画を立てています。
(もちろんそのためのサポートをしています)

それは話戻しますと、
お客様のタイミングです。

言い換えると
「買いたいタイミング」とも言えます。
演奏会を聴き終えたタイミングが、
一番お客様にとって良いタイミングですよね。

この販売設計に関しては
改めて勉強させられる演奏会での出来事でした。

あなたは、
「売るタイミング」で販売していますか?

それとも「売りたいタイミング」で売っていますか?

よく例として話をさせていただくのですが、
「コーヒー牛乳理論」というのがあります。(持論)

銭湯から出てきたそのタイミングこそが
コーヒー牛乳が一番売れるタイミングだということです。

我々はどうしても商品から販売を考えがちです。
売るタイミングを想像することが、
一番商品の売れるタイミングなんですよね。

僕は、蕎麦屋から出てきたサラリーマンに
お弁当を売る自信はありません。

今日は「売るタイミング」についてでした。
あなたの販売のヒントになれば嬉しいです。

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