はじめのひとこと研究室

持続可能か決めるのはお客さん。

サステナブルだのSDGSと言われて
どれだけ経っただろうか。

先日都内へ仕事で出かけていて
思ったことがある。

それは、

ポップアップストアなどの期間限定ショップが多いこと

だ。

あのパン屋が閉店したと思ったら、
他の期間限定ショップが。

地元のテナントでも閉店が目立つ。

え?もうなかったの?
そんなお店が多い。

定位置で商売することが、
非常に困難な時代だ。

そういう意味ではネット上の地図は
書き換えなので便利だ。

すぐに地図が書きかわる。

今や、どんなに大きい企業でも
いつまでも事業を継続させられるわけではない。

それは規模に関わらず。

でも考えてみれば、
大きくて継続している企業もあれば、
小さくても継続している企業もある。

なぜだろうと考えた時に思ったのは、

もう持続可能ではないようなサービスを延命させているだけではないか?

ということ。
そもそも論。

今やっていることが時代に合っているか?
今のお客さんに合っているか?

持続可能でない会社はそもそもお客さんに合わせていないことが多いと感じる。いくら頑固になっていても求められなければ続かない。

そこを考えなくてはいけない。

つまり、
持続可能というのは、企業が決めるのではない。
その商品、サービスを使うお客さんが決めるのだ。

この持続可能という言葉は、
売り手目線でしかない。

SDGSであっても企業からの発信はほとんどだ。
もはやトレンドに近い。

これはビジネスモデルにも同じことが言えそうだ。
お客さんよりビジネスモデル命。
みたいな謎なとこがある(笑)

きちんとした老舗が持続可能とか、
サステナブルとか言っていないと思う。
まっとうな老舗ほど。

時代は変わる。
ビジネスは今一度、再定義するかしないといけないのかもしれない。

無理な持続可能を続けても意味がないと思う。

重ねて言うと企業が持続可能だなんだと言っているだけだ。
持続可能にさせるのは、あくまでお客なのだ。

お客さんのことを考えることこそ、
持続可能なのではないか。

※補足
持続可能というのは、環境に配慮というより企業の存続を「持続可能」として偏って考えていることです。歪んだ「持続可能」?

URAPYON

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