はじめのひとこと研究室

売上アップの前に考えるべき大事なこと。

新しいことをやるだけではない

売上をアップさせたい。

そう願わない会社はないはず。
色んな施策をみんな考えている。

しかし最近思うのは、
こんなことだ。

特に飲食店。

このコロナで大変なのは分かる。
しかし大変なのは飲食店だけではもちろんない。
どこの企業も大変だ。

大変でないのはワクチン供給の製薬会社くらいなもんだろう。

営業時間の短縮や、酒の提供の制限。
これは事実影響はかなりあるだろう。

そんな中、みんな試行錯誤をしている。
テイクアウトをしたり、サブスクをはじめてみたり。

だけど僕はそんなことより、
もっとやることがあると思っている。

それはチャンスロスの撲滅だ。
簡単に言い換えるとサービスによるチャンスロスだ。

売上が逃げていく

先日、ランチをした時のこと。
なかなかのこだわりの食材を使っているお店。
味は美味しい。

お昼時というのもあって3人くらい待っていた。

ここで大きなチャンスロスの場面に遭遇した。
次々と案内はされていくのだが、
お店の並び方がすこぶる分かりにくい。

どこが先頭なのか、
どこが最後尾なのか。

それと、
結局なんとか待って入店はできたのだが、
僕の後ろに並んでいた女性のお客さんはいつの間にか列からいなくなっていた。

ホールが忙しいのは分かる。
しかし一番目を光らせていなくてはいけないのは、
入店しようとしている客への対応だ。

ここを見過ごすばかりに売上が落ちるケースは意外とある。客として並んでいて見ていて分かるのだ。

これはいわゆるチャンスロスだ。
売上になったはずの客をみすみす逃していることになる。

勝手な僕の指標だが、繁盛しているお店は、入店時に必ず厨房からもお客さんに対する声が聞こえてくる。

いかに集客ポイントを重要視しているかが分かる。

つまり売上があがる。

入口がなければ出口はない。

これはPOPも似ていて、
その商品に客が気づかなければ
その商品を買うことはない。
買えるわけがない。

ここが、売上すべての
「はじめのひとこと」であり、
売上への入口になる。

その入口がなければ、
結果が出ないのは当たり前だ。

お客さんとのはじめの接点。
すべてはここから始まる。

なので、新しいことをやろう!
ではなく、当たり前のことをまず見直してみよう!

の方がチャンスロスがなくなり、
簡単に売上が上がる最短距離だ。
しかもお金はかからない。

と感じているのが、
客だけなのでは?
と思ってしまう。

すべてのビジネスは例外なく
顧客起点だ。

PS
ちなみにこのお店。
注文時に目を合わさず、会計時の領収書を渡される時にも目を合わさなかった。料理が美味しいだけに残念なサービスのお店はまだまだ多い。

URAPYON

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