気づき

人が辞めていく心理。人は自分らしさに帰っていく。

人が辞めていく。

コロナ禍ではかなり人が動いたのではないだろうか。
僕もそのひとりである。

界隈でも人の離脱の足音は大小あれど
耳に入る。

ここ2年くらいで様々な人の動きがあったに違いない。

そこで考えた。
なぜ人は辞めていくのか。

僕のように仕方なく。
という場合もあれば、
能動的に動いて辞める。

という場合もあるだろう。

仕方ない場合。
辞めてやる!って場合。
淡々と辞めます。って場合

それぞれある。

それぞれあるけどその共通点はひとつ。

みんな自分らしさに帰るのではないか?

ということ。

それは会社などでの評価に不満。
から、条件面に不満はないが仕事内容が合わない。
はたまた、上司が自分をほったらかしにしている。

みたいなものまでたくさんあると思う。
その中で感じるのは、やはりみんな自分らしさに帰りたいのだろうと思う。

それは自覚している場合もあるだろうし、
無自覚的に行動している場合もあるだろう。

ここで思っているのは、
いまだに売上をあげることだけに注意を向けている組織があることだ。

最終的にはそうなるのだが、
圧倒的にないのはビジョンだ。

最近書店のビジネス書あたりで見かける
パーパスかもしれないし、いわゆる存在意義みたいなものがない。

このビジネスが社会にとってどうなのか?
が語られていない。

単なる事業を引き継いだ上層部であれば、
ただただ目の前の仕事を作業的にこなしているだけかもしれない。今まではそれでよかった。でも今は違う。

以前にも増してビジョンが必要となっていると感じる。
そのビジョンに共感して、自分のスキルを生かしたい。
もしくはビジョンがなくてもビジョンを作れることで生かしたい。
みたいな価値観であれば人は辞めないと思う。

えてして、社員を、人を見ない組織は多い。
今ほど働くことの意義を求められる時代はないのではないか。
作業としての仕事は終わりだ。

ビジョンを描けなければ、人は流出する。
そこにいる意味を見出せないからだ。

雇用関係ほど脆い関係もないかもしれない。
人は自分を短い人生の中で、ただ生かしたいだけなのだ。

人は自分らしさを求めて移動する。
居場所さえあれば人は残る。

人は自分らしさに帰ると思う。

URAPYON

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