気づき

作業が作業でなくなる時

先日とある百貨店の催事で仕事してました。

接客販売したり、
お弁当の盛り付けなどの商品化の仕事。

もちろん、
盛り付け自体は経験のある仕事ではないので、
見よう見真似でやっていましたが、
盛り付けのアドバイスをいくつかいただきました。

お弁当はかき飯弁当。

かき飯とフライを3つのお弁当です。
アドバイスを受ける前は、

かき飯のかきの向きがバラバラ。
フライもまばらでした。
※アドバイスを受けてやり直しました。

アドバイスは以下の3つ。

  • かきの向きを合わせること
  • フライの大きいものは手前に
  • かきにご飯粒がついていたら取り除く
  • でした。

    当然ながらこういう工程は
    当たり前中の当たり前だと思うのですが、
    ただ、ただ早く作ろうと焦っていました。

    しかし、
    アドバイスを受けてから
    盛り付けをしていく中で、
    変わってきたものがありました。

    それはお弁当の見た目はもちろんなんですが、
    盛り付けという作業がやっていく中で
    意味を持ってくるんですね。

    単なる盛り付け作業ではなく、
    お客さんの笑顔を作るために
    この盛り付けがあるのだと。

    自分の意識の中で
    お弁当を召し上がるお客さんの顔を
    思い浮かべて蓋を開けた時、
    きれいに並んでたら嬉しいだろうなぁって
    思いながらやるんですね。

    そう慮ると
    仕事が俄然愉しくなってくる。
    盛り付けに思いやりがプラスされるんです。

    これ色んな意味でこういう仕事の考え方って
    つくづく大切だなと思いました。

    指導してくれたのは僕が尊敬するシェフ。
    こういう細かい所を見ても
    その人の仕事の姿勢って
    分かりますよね。

    一見つまらなそうな仕事も
    自分で何かしら意味づけができれば、
    同じ仕事でも愉しく出来そうですよね。

    自分の身の回りを
    もう一度見直してみようと思った出来事でした。

    あなたも周りにも
    そんな作業ありませんか?

    URAPYON

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