言葉によって人は死ぬ。
これは最近読んだ本の一冊、「言語化力/三浦崇宏」に書いてあったくだりだ。
まさにこのことが現実に起きてしまった。
とある女子プロレスラーの方の話。
コピーを書く立場上、言葉選びには慎重な方だと思う。
僕たちは言葉を使える唯一の動物だ。
言葉によって殺され、生かされる。
言い放っている本人にとっては軽い気持ちかもしれないけれど、受け止める方はズシリとくることがある。それが言葉だ。
つまり言葉は使いよう。だということだ。
いい方に使うか悪い方で使うかだ。
あなたはどっちで使いたいだろうか?
もちろん、いい方で使ってほしいけれど世の中には残念ながら心無いひと達がたくさんいる。
どんなささいな言葉でも人は死ぬ。
これは命を絶つ。というだけではない。
たった一言だけで、例えば心無い一言を仕事で言われたり、子どもに発してしまったり。
それによって行動できなくなってしまうこともたくさんある。
自分もそんな時があった。
ショックで立ち直れないようなこともあった。
吐き気がするような日もあった。
それは暴力よりもダメージが大きい場合がある。
言ってしまったものは取り返しがつかない。
もしくは回復に相当時間がかかることが多い。
だから唯一言葉を使える人類は勇気づける、元気づける言葉を使うべきだ。
褒められて伸びるタイプしか人類はいないと思う。
もっと心のこもった言葉を使おう。
ナイフのような言葉ではなく。
言葉によって人は死ぬ。
どうかあなたは誰も殺さないでほしい。
URAPYON