松屋。
場所は上野。
お店の入り口を見ていると同じような光景にいつも出くわす。
それは、「中国の人が店内に入ろうかどうか?」躊躇する光景。
この光景に何度となく出くわす。
三軒くらい先に吉野家がある。
そっちには中国の人の気配はない。
しかもいつも躊躇しているのは団体様。3から5名。
ここで吉野家と松屋のシステムを比べてみる。
まず注文。
吉野家は店員さんへ口頭で注文。
松屋は券売機で注文。しかも日本語、中国語、韓国語対応だ。
松屋に海外の人がいないのはこのせいだ。きっと。
しゃべれなければ注文できない。
松屋は券売機で母国語で注文できる。
しかし、しかしだ。
松屋の前にいる中国の人は店内に入るのを躊躇している。
それはなぜか?
店外に中国語の案内がないからだ。
店内に入れば、中国語で注文できる機械があるのに。
ここで僕はいつも考える。
中国語で大きな文字で、
「店内へお入りください。中国語でご注文いただけます」
これがあるだけで売上をあげられる自信はある。
風景をどう見るかで売上はあげられる。
URAPYON