へこむ事ってないですか?
ありますよね人間なら。
そこで真面目な人ほど陥ってしまうのは、
自分はなんてダメだ…
なんて思っちゃうんじゃないでしょうか。
真面目で素直であればあるこそ、他者ではなく、自分にマイナスの矢印を向けてしまう。
そんなこと多いと思います。
当たり前ですが、マイナスの矢印を自分に向けてもなんもいいことない。自己否定ですからね。ポジティブになれるはずがない。
でも自分に向けてしまうってことあると思います。
特に数字がともなうような事を言われた時。
これって子どももそうだと思います。
大人は売上、子どもはテストの点数。
最近感じているんですが、点数とか数字の事を指摘して相手がポジティブになれたケースって見たことがない。
数字=自分
と思ってしまうどんどんとマイナスな感情が心を支配していく。
いいことなんてない。
みんながみんな数字取れるわけではない。
すべてが営業的感覚が必要だけど、責めることはないと思う。ただしお客さんへのアプローチなどを一緒になって考えたりするのは必要だと思う。
よくある「営業の俺がこの会社を回しているんだ」という勘違い
特に営業は数字で測られるので指摘しやすい。されやすい。
そこで凹む人は本当に多いんだと思う。
念のためだけど、開き直る。というわけではない。
結果に対してあまりにもひどく責めるのはどうか?ということだ。
だから僕は子どもに対しても点数のことは一切言わない。
テストがなかなか出てこないこともある。
たぶん思ったように点数が取れなかったのだろう。
でも、いいと思う。
出てきた時に褒めてあげたい。
このテストの点数、売上などで思ったことがある。
点数=自分の人格
売上=自分の人格
ではないという事。
当たり前だけど、結果と自分を重ねてしまい、凹む。
指摘する相手も数字=お前だという攻勢で責めてくる。
だから、思ったのは、
数字と自分を切り離してみる
これは意外に効果があると思う。
もちろん結果が出たら喜べばいい。
でもそれも自分が行動した事に喜び。お客さんがこたえてくれた事に喜ぶ。
そうすればいいと思う。
それと責める人たちへ。
怒鳴る、怒鳴らない。という問題ではない。ということも付け加えておきたい。
肉体以上に今言葉の暴力というのは威力が大きい。
「昔はこんなの当たり前だった」と言っても始まらない。
離職率の多い会社のほとんどがそんな感じではないだろうか。
突然辞める。
突然、笑顔で辞める。
しかもしれっと、不満を口にも出さずに辞める。
サイレントに。
星野リゾートは辞める社員に対して徹底的にヒアリングをするらしい。
何が原因だったのか?どんな環境がいけなかったのか?と。
これは自分の会社に矢印が向いている証拠。
だいたいの会社が「あいつ、ああいうとこあったよな、、、」とかいいながら退職者のせいにする。
だから人が辞める。
このループではないだろうか。
どんなことでも数字で測られるから、特に厳しくなればなるほどそうなるから、数字との切り離し術は身に付けたい。
これは逃げるわけではない。
この術がないと次の時にスムーズに行動できないからだ。
もともとそんなの考えなくてもいい人もいるだろう。でもそういう人ばかりでもないのだ。人は数字なんかでは測れないし、数字しか見てない人は、人間的洞察力が浅いというほかない。
数字は嘘をつかない。
数字は誰が見ても同じ。
誰でも見れるものだから共有できる。
だけどその人の人格とは別だ。
人は数値で測れない。
誰が見ても見れるものを見る事に僕はあまり価値を置いていない。
むしろ僕にしか見れないものに価値を置いている。
それを提供して価値を想像する。
これからもそんな事をしていきたい。
URAPYON