気づき

この世に確実などない。〜科学的根拠を異常に求める社会〜

あなたは何かの判断の際、
どんな事を基準に選ぶだろうか?

まず真っ先に手元のスマホで調べ、
今ではAIかもしれない。
それとも本か、誰かに聞くか。

つまり情報を調べにいくだろう。
本を売ってきた短い経験から、
どの本も何万部突破!だとか、
科学的根拠に基づくとか、
一見安心させる数字、根拠などで
買わせようとしている。

ある程度の指標にはなるかもしれないが、
僕が本を買う基準は、

そんなことはどうでもいい。

ペラペラとめくれば大体わかる。

もちろん失敗も沢山してきたし、
選書のスキルはそれなりに上がっているとは思う。

客を釣るためのキャッチコピーも理解できる
(それが本職なのだから)

しかし、いくらその本が売れていようが、
紹介されようが、

自分にとって最適か?

はまったく別だ。
当然のこと。

人類は、
みんなはみんなが欲しいものを欲し、
みんなが持っていないものを欲する我がままな存在だ。

ここが問題だ。
そんな指標よりも、
自分にとってどうか?だ。

その判断となる素は、
情報、経験がなせる技だ。

みんな科学的根拠、つまりエビデンス、
お墨付きを得たい。失敗したくないのだ。

でも失敗もいいじゃないか。
失敗の先には次の道がまた生まれる。

僕は思う。
失敗ばかり避けていたら、
いつまでたっても今の延長線上だ。

何も未来は変わらない。

何が言いたいかというと

判断の最後はすべて「直感」しかない。

ということ。
なんだか知らないけどいい。
なんだか分からないけどいい感じ。

そんな直感で選んでいいと思うし、
案外当たっていることも少なくない。

いい本と巡り合うには、
何冊もの本を自腹で買って失敗するしかない。
選書の精度は自然と磨かれていく。

そうは言っても
会社や組織で稟議を通すのに
データが必要なんだよ、、、

という声が聞こえてきそうだけれど、
そんなのパッションで押し通すししかない。

もしそれがなければ、
やめるしかない。

本心ではそう思ってないのだから。
それこそ無駄になる。

横を見たらキリがない。
いつまでたっても決められない。

最後決めるのは自分なのだから。

例えば人生どう生きるべきか?
なんて問いに答える本など存在しない。

すべては直感。
エビデンスしか使えない人は、
人間力に乏しい。

僕が付き合ってきた尊敬する人たちは
みんな直感だ。先駆者だ。
だって前を走る人がいないのだから。

urapyon

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