駅近くによくあるカレー屋さんでの出来事。
さっと食べられるようなお店です。
注文して食べていると
レジ付近におじいちゃんがいました。
どうやら店員さんに質問している模様。
ちょっと耳を傾けるとこんな会話。
おじいちゃん
「お寿司はありますか?」
店員さん
「ここはカレー屋です。」
こんなやりとりが続いて
そうこうしているうちに
お客さんの列ができてしまいました。
中には「早くしろよ!」と言わんばかりのサラリーマンも。
先ほどのやりとりに戻ると、
店員さんは「ここはカレーしかないんですよ、、、」
との一点ばり。
この光景を見ていて思ったんですが、
なんで店員さんは、
「お客様、当店を出て数軒先に、持ち帰りのお寿司やさんならございます」
ってひとこと言えないんだろうか?
と思いました。
確かにカレー屋の売上にはならないけど、
おじいちゃんには寄り添っていると思うんですよね。
カレー屋的にはマイナスかもしれないけど、
それが親切な対応ですよね。
どちらが良いとも言えないですけど、
お店の為にならなくても
お客さんの為に親切にすることって大事ですよね。
商店街の時代に店先を掃除している人が
道案内をしているようなイメージでしょうか。
百貨店なんかで接客やってても、
荷物が多そうなお客様だと
「大きな袋におまとめしましょうか?」
と伝えると、喜んでくれます。
また、この方はこれからどこかへ
お出かけのようだからビニール袋より、
しっかりした紙袋の方がいいかなとか。
最近は相手を慮って親切するお店が少ないように思いますね。
そういう所でお客さんとお店の関係性って作れると思います。
ちょっとしたやり取りから、関係が作られて、
おじいちゃんがカレー屋を利用しなくても、
「この間、あそこのカレー屋で親切にしてもらったんだよ」
って会話になるかもしれないし、
カレーでなくても、
親切な対応をしてくれた店員さん目当てに来て、
食べてくれるかもしれません。
※来るだけってのも迷惑ですが、常識的に考えて、、、
必ずしも打算的に親切に対応する事はいけませんが、
どんなきっかけでもお客さんになる可能性はありますよね。
僕は、いつもはみ出た所にチャンスがあると思ってます。
URAPYON