今日もアクセスありがとうございます。
今日は、
「売る前にしなければならないこと」
です。
まずはこの記事を見てほしいです。
文字なし「モノ消しゴム」発売 受験生が心配なく持ち込める文字なし文具 無地鉛筆と合わせてMONO受験用文具シリーズ化
これはもう過去の記事ですが、ここから発見と気づきがありました。
まず驚いたのは、「受験用」の消しゴムというのが存在すること。何が言いたいかと言うとこの消しゴムの中身はMONO消しゴム。だけれども、まわりの紙カバーにMONOなどの英文字が一切書いていない。
これ驚きました。
つまり英語のスペルが書いていないわけです。
仮に消しゴムのスペルを答えなさい。
なんて問題があった場合はカンニングになってしまう。
その配慮からこの商品が誕生したというわけです。
そもそもカバーを外したらいいんじゃないのか?とかそこまで試験で見ているのか?みたいな議論はあると思いますが、メーカーがここまで考えていることに驚きました。
消しゴムという商品の機能だけを考えていたら発想できない商品です。
その発想もそうですが、僕が思ったのは、世の中のメーカー、販売者がここまでお客さんの使用環境を慮っているのかどうか?ということ。
僕は一般で言うところの販売促進、メッセージの伝達を主としてお手伝いをしていますが、このお客さんの使用環境まで細かく考えられているかどうか。反省しました。
商品を買うのは、その商品そのものが欲しいわけではない。
その先にある問題解決、未来が欲しくて商品を購入する。
ここを忘れてはいけない。
ちょっと昔の記事ではあるけど、初心に立ち返ることのできる示唆に富んだ記事と内容でした。
あなたは何かを販売していますか?
その商品を販売するためにお客さんの未来を描けていますか?
URAPYON