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今日は仕事のための仕事のこと。
何かと言うと仕事そのものではなくて、その仕事をうまく動かすための仕事のこと。ここを作れない人が多いなと感じています。要は、御膳たてしないと仕事のできない人が多い。
本来仕事は同じように見えてそれぞれ違ったりする。同じ会社の商品を売っていても、営業担当にとって違ったりする。うまくいかないことなんかそうそうない。
そこで必要になってくるのが、仕事をするための仕事。
もっと細かく言うとある仕事をすすめるためにどんな情報共有が必要なのか、どんな手順でやれば効率的なのかなどを考えてそのフレームを作ること。チェックリストだったり、スケジュール表だったり、人に仕事をお願いするんだったら、どんな仕事か概要を指し示すようなもの。ここを作る人があまりいない。
なぜ作らないのかと言うと、単純にスキルがないか、問題だと気づいていないか、面倒だから。
この手間を惜しむ人って多いと思う。
で、なんとか乗り切れてしまうと次のパターンがくるまで仕組みを作らない。
そうするとまた同じような時間がかかったりする。
これはプログラマーの人なんかの仕事の仕方とも共通しているかもしれない。問題があれば、次にに楽になるようにコードを書く。最初は手間だが、後から楽になる。この手間をかけない人って多いんじゃないかと思う。
属人的な仕事(悪い意味で)だったり自分ごとになっていないとそういう状況に陥る傾向が。
僕が今コンサルしているとある会社のケースがそれに近い。むき出しのまま仕事をしようとするから仕事が回らない。それと仕事は相手があるものだ。無味乾燥なものではない。相手のことも慮って仕事を回す必要があると感じる。つまり思いやりがない事が多い。
僕は仕組みをつくる時にいつも意識していることがある。
それは、
その仕組みが他部署の仕組みであったとした場合、自分自身がその部署で働くことになっても納得のいく仕組みかどうか。
ということ。
自分ごとでない時から、自分ごととして仕組みを作る。相手がやるものだからといって無責任にしたくない。だから自分が当事者になった時でも納得のいくものかどうか。これはいつも考えている。それが思いやりだと思うからだ。もちろん、自分が作ったものが絶対なんて全然思わない。
昨今は自分の案を否定されると妙に反発する人などいるが、自我は消さないといけないと思う。全世界承認欲求の世の中だが、良いものとは自然と使ううちに最適な形になっていく。いらないわがままは捨ててしまおう。
ということで、僕が思う世の中に足りていないと感じるのは、仕事のための仕事。プレ仕事。とも言えるかもしれない。それと毎回言うがマネジメント。これはいつの時代も枯渇している。
仕事のための仕事をつくろう。
URAPYON