ワールドカップ。
燃えました!
夢を見させてもらいました。
すでに新しい景色は見たと思ってます。
敗退はしたものの、
選手たちの素晴らしい頑張りに感動しました。
日本代表選手、スタッフの皆様ありがとうございます!
絶対読まないと思うけど笑。
さて今回は気づいたことその2。です。
それは選手の試合後のインタビューの中にありました。
まだまだ足りない。
こんなコメントが多かった気がします。
結果としては負けた。
それはある意味、相手にはあって、自分たちにには不足があった。
だから負けた。
と言った時に誰も反論はしないと思う。
だけど、だ。
今回の日本代表はどうだ?
ベスト8になれなくてもドイツに勝って、スペインに勝って。
こんなことは今までは到底考えもつかなかったことだ。
おそらく誰もがこの試合展開を予想していなかったのではないか。
これはすでにミラクルだ。
なのに、不足していた。
そんなわけはない。
選手は持てる力を存分に差し出したはずだ。
だから、不足はないのである。
ないはずなのだ。
この大舞台で自分の力を勿体ぶる選手なんてひとりもいなかったはず。やり切ったはず。
でも結果は負けてしまった。
負けた=不足があった。
と誰もが思う。
だけど僕は思う。
不足ではなく、「あるもの」で存分に戦ったんだ。
それが結果として負けただけで、
不足はしていない。
不足はなかった。
と僕は考える。
これは今回のことに限らない。
誰もが達成できえなかったことに不足を感じる。
欠けているものに目がいく。
どうしてもいってしまう。
これは人間の本能だ。
しかし、「ないもの」より「あるもの」に目をむけた方が人生はハッピーなのは間違いない。
会社で、人間関係で、みんな人の不足ばかりを指摘する。
「あるもの」に目を向けない。
そりゃ日本代表選手はストイックだからそんな言葉が出たとは思う。否定しているわけではない。それが素直な気持ちなのだろう。
インタビュアーが「これからどう高めていきますか?」みたいなインタビューがあったけど、こんな質問が愚問だ。
ここまで自分を高めた選手にこれ以上どう高めろと?
それは今聞くことじゃないと思った。
センスがない。
これだけは言えるのは、不足ばかりに目をいくと何もできなくなる。
今目の前にあるもの。
実は見えていないものかもしれない。
だけど自分にだけあるものってたくさんある。
空気だってある。
ミサイルが飛んでこない日常だってある。
そういった「あるもの」に目を向けようじゃないか。
お金がなくたって知恵はだせるかもしれないし、
時間もあるかもしれない。
ないものばかりに目を向けてはダメだ。
そこを改めて感じたワールドカップだった。
もちろん選手否定じゃない。
人間というのは、「不足」に目が行ってしまう。
というのを気付かされたので今回書いてみた。
あなたには何があるだろう?
そこを数えるだけでも変わると思っている。
我々に不足はない。
いつだってあるものはある。
urapyon