優秀ってなんだったんだろう。
思えば、コロナ前の優秀とは、
誰が見てもわかるような優秀さ
だったような気がしている。
いわゆる大企業的な見方。
ベターな感じ。
ベターということは
誰と比べてとか、
前年比とか、そういうこと。
そんなことで優秀さが
計られていたような気がする。
でもコロナ後はどうか?
まずベターの基準が曖昧になっていると思う。
ということは何処へ向かうべきなのかも
分からない人たち、組織が多い。
いったんコロナによって分断されてしまったのだ。
昨日まで普通だったルーチンが途切れてしまった。
はてどうしたものか?という状態。
同じ価値観の集まりが組織として
成り立っていて、そのまま進んでいけば
なんとかなっていた。
でも今は違う。
ある意味自然、
自然淘汰とも言えるかもしれないが、
個々が同じことをしていてはいけない。
生きていけない。
と思っている。
今までは同じような価値観を
みんなが持っていたと思う。
そこを目指せばよかった。
そこを目指せば楽だった。
でも今は違う。
人と違うことが価値を産む。
と思っている。
それは自然なこと。
人はみんな違う。
ひとりとして同じ人はいない。
でも前の世界は人と同じ、
人と同じ基準を求められた
人と同じフレームにはめ込まれていたのではないか?
これからは違う。
人はそれぞれの個性を
もっと活用しなくてはならない。
同じでないことが価値だ。
仕事で言えば、
衝動的なものが仕事になる。
もはやそうでないといけないと思う。
誰に何を言われようとしてしまうこと。
それが自分のやるべきことではないか。
使い古された言葉で言えば、
「みんな違って、みんないい」
だけど、その中で自分でしかできない
価値をつくるのが重要だと思う。
誰かの人生を生きなくていい。
ベターでなくていい。
相対的でなくていい。
絶対軸であるべき。
優れるな!
異なれ!
である。
URAPYON