どこもかしこも袋が有料である。
「袋は有料になりますが、いかが致しましょうか?」
どこでも聞かれますよね?
これは環境に配慮してのことはわかっている。
わかっているけど、どうにも腑に落ちないようなこともある。
それは、スーパーなんかだったらまだ理解できるんだけど、化粧品とか、ちょっとそれなりに価格の高いものに関してはどうなのか?
という疑問だ。
先日、妻に頼まれてリップグロスを買いに行った(こういう買い物は本当に勉強になる)
もちろん、誰がどう見ても自分用ではないものだ。
頼まれて買いに来ているのは明らか。
当然頼まれたものなので、買うものは決まっているので商品を店員さんへ告げて会計へ。
でそこで、あの質問だ。
「袋は有料で22円となりますが、いかがいたしましょうか?」
「いらないです。」(自宅用なので)
と答える。
でも、だ。
男の自分が言うのもなんだが、化粧品とかって買うときに”アガル”ものじゃない?
パッケージとかって大事だし、そもそも化粧品の容器だって環境に配慮しているとは思えない。そんな商品であれば、袋くらいつけてもいいのでは?と思ってしまった。
これはごく個人の意見だけど。
そう思う。
それこそ、そもそも、化粧品の値段なんて、そういう消耗品も含めての価格じゃないんだろうか?大々的にテレビで宣伝していなくても、消耗品、パンフレットなどどうみても商品の金額に上乗せされているとしか思えない。
それをだ。
そういう情緒的価値の高い商品にさっきのような質問をしてしまうとちょっと残念だ。
しかも22円かかる。
消耗品のリアルな価格まで消費者に分かってしまっている。
これはあくまで推測なんだけど、一流のブランドは袋の値段なんて聞かないと思う。
シャネルとか。
今度試してみようと思う。
こういう袋ひとつのつまらない所で買い物体験が損なわれてしまうのは残念だ。
環境保全は大切。
でもそれに便乗して企業の都合としか思えない「買い物体験の損失」は本当に残念。
あなたはどう思うだろうか?
え?たかだか化粧品の買い物で男がうるさいって?
そりゃ、そうだけど笑
URAPYON