昨日の続き。
僕は積極的に接客を受けてみた。
目的の商品は「お碗」
撮影用に買いたいと思って探しに行った。
大手のチェーンのものはありきたりなので、
きちんとした?いや、一応専門的な器のお店へ出かけた。
まず、お碗と言ってもたくさんあるのに驚いた。
木製のものもあれば、食洗機対応のそうでない素材のものまで、簡単に言ったらピンキリ。
だからこそなんだけど、
どれを選んだらいいのか難しい。
値段が高いものはそこそこいいものだと思うんだけど、形、大きさなどもたくさんある。
しかもお碗。
意外と値段する。
600円前後のものもあれば8000円くらいするものまで。
形、大きさなどは大体決まっていたものの、決め手にかけるので、
早速店員さんに聞いてみた。
「あの、すみません、お碗っていろいろ種類があるのですが、基本的にどう違うんでしょうか?」
こう聞いてみた。
すると、
「そうですね、素材、塗り、国産、外国産など色々あるのですが、値段はメーカーさんによっても異なります。まぁ総じて高いものはデリケートな部分もあるので、安いものは使いやすくていいと思います」
あなたはこれを聞いてどう思うだろうか?
「へー、そうなんだ!じゃこれにしよう!」
と思えるだろうか?
僕には思えなかった。
しかも結果的に安いものが無難。
という答え。
さらに専門店である。
まぁ、推察するにアルバイトの人かもしれない。
失礼だけど作業だけこなしていればいい。
みたいな。
思えば棚には国産だの、
〇〇塗りなど書いてあるのだが、
そんなことには触れずに安いものをすすめる。
単価が上がるわけがない。
結局自分の良いおt思ったものを買い求めたのだが、
前にも言ったように提案のあるお店というのには、
とんとお目にかかることができない。
作業になってしまっているのだ。
僕ならもっと売り上げを上げられそう、、
と思ってしまった。
大まかな知識さえあればできるはずだ。
カテゴリー分けするだけでもいい。
素材だったり、国産だったり。
どんな人向けだったり。
それでも店頭にはそんな提案はない。
こういうお店は本当に多い。
並べているだけのお店だ。
売る側の知識から、
お客さんへ情報を提供していけば必ず単価は上がるはず。
お客さんの感度を上げるのはお店でしかない。
それができないお店は残念だが消えていく。
当然なのだけど、そんな光景しか見えてこないのは残念だ。
urapyon