会社を辞めた人たち。
会社を辞めざるを得なかった人たち。
このコロナ禍たくさんいるだろう。
それぞれいろんな事情があると思う。
自分も辞めたうちのひとり。
ここではそこで何があったかは
語らない。
語ったところでどうしようもない話。
結論だけで言えばとても残念な事が
多かったし、失望もし、
人間の悪い部分も見ることができたのは
本当によかったと思う。
ポジティブに言えば財産。
物事は必ずいろんな側面がある。
片方からだけ物事を見ていてはいけない。
人間の成長がない。
会社を辞める。
そんな時にこういう風に思う人もいるだろう。
自分は逃げたんじゃないのか?
自分が悪かったんじゃないのか?
真面目な人ほど陥る思考だと思う。
あぁ、自分は何もできない。
自分がダメなんじゃないか?って。
特に組織にいると
その他大勢の意見が正しく思えたりもすることがある。
自分だけがおかしいのか?と錯覚する。
まわりが正常で自分が異常なのかもしれない。と。
これは結構思うことがある。
あなたもそんな経験はないだろうか?
僕はある。
他の人からそういう話もよく聞く。
いわば自分を信じられなくなる状態。
そんなことがある。
これは真面目に考えている人ほどあると思う。
顔色を伺って意見するような人にはない。
流されていればいいだけだから。
他人にハックされているような感じ。
自分の意見を持たない。
誰かの意見がないと意見できない。
何が面白いのかわからないのだが。
話を戻そう。
自分が逃げた。
もし、そう思うようであれば、
僕の考えを言っておく。
それは逃げた。
のではなく、
移動したのだ。
「逃げる」というのは、ある場所から逃げる場合に使う。
でもどうだろう。
その場所を基準に考えてのことだけではないか?
ここを間違ってはいけない。
逃げたのではなく、
移動したのだ。
僕は転職6回くらいしている。
多い方だと思う。
多いからこそ、いろんな会社を見てきたし、
一見優秀そうに見えて
一社でずっと働いている人が
実はなんと狭い考えしかない人だったなんてのも見てきた。
人間的に狭い。のだ。
もちろんその逆もある。
もう一度言う。
逃げたのではなく、
移動したのだ。
この時代、好きなことをして稼ぐ。
そんなメッセージが多いけど、
僕がいつも考えているのは、
やりたいことをやるんじゃなくて、
必要とされる場所に移動するだけだ。
例えば、スポットライトがついていて
その下に自分の身をおくような感じ。
もし今いる場所にスポットライトがなければ、
ある所へ移動すればいいだけだ。
簡単な話。
無理やりにい続けることはない。
そこにい続ける理由もない。
だから移動するのだ。
逃げるのではない。
人生は自分でつかみとるイメージが多い中、
環境に合わせて自分の居場所を移動する。
これが今まで生きてきた中で思うこと。
これがいちばんだと思う。
なぜか?
自分の強みは自分で分からないし、
仮に分かっていたとしてもそれは
自分がそう思っているだけだと僕は思っている。
一般的に自分の強みは、、、
なんて口にすることもあるけれど、
社交辞令のようなもの。
本心からは思っていない。
自分の強みを理解しているのは
あくまで他人なのだ。
だから、そのスポットライトは
他人が照らしてくれるもの。
その場所にただ移動するだけでいい。
光の射す方へ。だ。
自分が光らなくていい。
それってけっこうしんどい。(笑)
だから移動するだけ。
必ず光はある。
すぐに見つからなくても
動いていれば見つかる。
だから動くだけ。
移動するだけ。
闇を相手にする必要はない。
光の射す方へ、
ただ歩こう。
あなたは逃げたのではない。
移動したのだ。
URAPYON